長年、神奈川県の高校野球にて、
「名門」の名を不動のモノにしている横浜高校。
横浜高校といえば、渡辺元智さんが名物監督として有名です。
渡辺元智さんは約半世紀に渡り横浜高校を率いて、
何度も甲子園で名勝負を繰り広げました。
特にに有名なのが98年の松坂大輔選手が在籍していた時代。
春夏と甲子園を連覇し、国体でも優勝を遂げた、魔物チームなのです。
現在でも高校野球ファンの間では、
「史上最強の高校は、どの時代の、どこの高校だ?という話題に、
清原&桑田のPL学園に続き、松坂世代の横浜高校が挙げられます。
渡辺元智監督が率いた横浜高校は松坂世代以外でも、
毎回、甲子園に出場すると、3回戦、準々決勝と、
甲子園にて安定した強さを見せるのです。
これほど、毎年「勝てるチーム」が作れるのは、
渡辺元智さん監督としての力の恩恵でしょう。
そんな渡辺元智監督ですが、第84回の選抜大会にて、判定委員の判定に直接抗議した疑惑があるみたいです。
その動画を見たことがあるのですが、対戦相手の関東第一高校との対戦で、5回裏でのシーンでした。
渡辺元智監督が判定員に直接抗議したといわれるシーン
第84回春の選抜高校野球の準々決勝の関東第一高校戦。
5回の裏の横浜高校の攻撃にて、横浜はセーフティスクイズを決行、
結果、球は良いところに転がり、横浜の3塁ランナーはホームイン!
しかし、ホームインした横浜高校の選手に対して、
関東一のキャッチャーは「踏んでない」とアピールプレイ。
結果、横浜の選手がアウトとなり、
場内騒然となる判定となりました。
リプレイや、動画サイトに上がって問題のシーンを見ると、
確かに、踏んでないようにも見えますが、
かかとが軽く触れているようにも見えます。
しかし、キャッチャーが二度見してる仕草や、
審判がアピールされてすぐに「アウト」をジャッジしたことに、
おそらく、踏んでないと思われています。
これに対して渡辺元智監督は、
ベンチの前に立ち、両手を広げるポーズ。
審判員が監督に直接説明するようなシーンになってしまったのです。
最終的には渡辺元智監督は、
ベンチにいた選手を呼び、
審判と話に行かせますが、
判定は結局、覆りませんでした。
一部では「誤審」だという人もいれば、
「あれは踏んでなかった」という人もいます。
ことの真相は難しいですが、こういうシーンがあるからこそ、
高校野球は面白いのかもしれません。
渡辺元智さんの娘の子供(孫さん)は大学で野球を続けている
渡辺元智さんといえば、
少し前に、孫と共に甲子園に出場を果たし、
多くのスポーツ紙で話題になりました。
渡辺元智さんの孫さんは横浜高校にて、
5番ファーストで出場し、大活躍でした。
しかし、もともと渡辺元智さんは自分の娘の子供だからといって、
扱いすることもなく、横浜高校入学前には、冷たく突き放したと言います。
それでも孫さんは、実力で背番号を奪い、
最終的にはチームの要の選手として活躍したのです。
甲子園にも春と夏に出場し、
野球人としては一人前な経験値を経てます。
そんな孫さんは、今では六大学リーグの明大にて活躍。
1年生から試合に出場し、チームでも期待の若手のようです!
ところで、渡辺元智さんは長女と次女の娘さんがいるみたいですが、
孫は何人いるんですかね?
あんな素晴らしいおじいちゃんがいたら、羨ましいですよ。
今年で勇退ということですが、渡辺元智さんの名前は永遠に高校野球史の歴史に残り続けることでしょう。