2023年に日本が優勝して大きな話題になったWBC(ワールドベースボールクラシック)。野球の盛んなアジアやアメリカ勢に注目が集まりましたが、オランダなどの欧州(ヨーロッパ)勢も日本と対戦し大きな話題となりました。「欧州で野球が盛んな国はどこなの?」「欧州勢にメジャーリーガはいる?」「欧州では野球人気が無いって本当?その理由を教えて」といった方に向けて、この記事では
- 欧州で野球が盛んな国を紹介
- 欧州勢のメジャーリーガーを紹介
- 欧州で野球人気が無い理由を調査
について解説していきます。この記事を読むことで、欧州で野球が盛んな国や欧州勢のメジャーリーガーについてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
欧州で野球が盛んな国を紹介
欧州で野球が盛んな国としてWBCの準々決勝に出場したイタリアやオランダが有名です。他にもイギリスやスペインなどでも野球が行われ、2023年に行われた欧州全体での野球大会ではスペインがイギリスを下して優勝しています。サッカーやクリケットが盛んと言われている欧州ですが、野球も盛んになりつつある印象です。
2023年欧州野球大会出場国紹介
2023年欧州野球大会に出場している国は以下の通りです。順番は2023年欧州野球大会での順位で記載しています。
- スペイン
- イギリス
- オランダ
- ドイツ
- チェコ
- イスラエル
- イタリア
- クロアチア
- ギリシャ
- ウクライナ
- フランス
- スウェーデン
- ベルギー
- スイス
- オーストリア
- ハンガリー
欧州勢のメジャーリーガーを紹介
欧州からメジャーに行って活躍している選手を紹介します。
アレックス・リッディ
アレックス・リッディは、イタリア出身のプロ野球選手です。2011年にメジャーデビューし、生粋のイタリア人としては初めてのメジャーリーガーと言われています。内野手を守っており、シアトルマリナーズに2013年まで所属。その後は様々なチームとマイナー契約を転々とし、現在はメキシカンリーグでプレイしています。
アンドリュー・ジョーンズ
アンドリュー・ジョーンズ選手は、オランダ領アンティルのキュラソー島ウィレムスタット出身の元プロ野球選手です。1998年から2007年までの10年間連続でゴールデングラブ賞を獲得したことがあり、2005年~2006年と2年間連続で「40本塁打・100打点」を記録した外野手の選手です。2012年にヤンキースを退団し、2013年からは楽天ゴールデンイーグルスと契約し、日本のプロ野球でプレイしていました。
欧州で野球人気が無い理由を調査
欧州で野球人気が無い理由について解説します。
サッカー人気が強い
欧州ではプレミアリーグなどサッカーが盛んな地域です。イングランドやフランスなど多くの国で国民的スポーツとして親しまれています。サッカーではリアルタイムに攻防が動くに対して、野球では攻撃と守備の時間が決まっています。そのため、あまり国民から好まれていません。この国民性の違いによって野球の人気が無いと言われています。
道具にお金を掛けたくない
サッカーの場合、始めるために必要な道具は靴とボールだけです。対して野球はバットやグローブ、スパイク等用意しないといけない道具が多くあります。用意する道具が多い分、お金がかかるため野球を始める人が少ないと言われています。
スペースが必要
サッカーではボールさえあれば路上などで気軽に遊べます。しかし、野球の場合は路上で気軽に遊ぶにしてもキャッチボールぐらいしかできず、ボールを打つ場合はグラウンドなど広い場所でないと遊べません。そのため、気軽にできるサッカーのほうが小さいころから触れるため、野球よりサッカー選手が多く生まれています。
まとめ
今回は、欧州で野球が盛んな国や活躍したメジャーリーガーの紹介、欧州で野球人気が無い理由について解説しました。WBCで話題になった欧州のチェコもプロ野球が無い環境で野球を盛り上げようとしています。WBC チェコ結果についてはリンク先で確認してください。これから先、欧州ではサッカーだけでなく野球も盛り上がりを見せていくと思うので、欧州出身の野球選手にも注目していきましょう。