常に高校野球のトップレベルを突っ走る大阪桐蔭高校野球部。
強さの秘密は部内の士気の高さや、
監督コーチ陣の素晴らしい指導が恩恵ですが、
近年の甲子園での活躍から、同校の野球部に憧れを抱く野球少年が多いようです。
中学の時点で、全国レベルの選手は、
強豪校への進学を考えると思いますが、
その時点で大阪桐蔭を候補にする子は志が高いです。
PL学園で野球部に所属していた方のブログの中で、
中学から高校に上がる際の、恐怖心は生々しく、
現在の高校野球でPLに変わる存在である大阪桐蔭も同様でしょう。
毎年、質の高い選手を新入生に向えてることは、
野球を知っている方であれば承知でしょうが、
今年の大阪桐蔭の新入生は、例年稀に見る、えぐいメンツが集まっているそうです。
今年2016年の大阪桐蔭の新入生がすごい!進学には勇気が・・・
シニアやボーイズで結果を出した、
才能のある球児でさえ、
大阪桐蔭野球部への進学は躊躇するはず、
そんな中で、今年は同校に進学する選手に、
その大阪桐蔭野球部に入部する心臓の強い選手が多く集まったそうです。
毎年、話題の中学生が進学すると話題になりますが、
今年に限っては、その天才級の人数がすごいそうです・・・。
・投手
根尾 飛騨高山B
NOMO Japanのエース。140後半のストレートを投げる右腕。散々話題にされてきたのですでに有名人。Max146キロは高校でどれだけ伸びるのか・・。打っても守っても才能有り。
横川 湖北B
NOMO Japan左のエース。190cmに迫る長身から投げる球は威力抜群
小谷 姫路A
NOMO Japan。 Max143キロ。常時140キロを超える力強いストレートを投げる右腕。打撃センスも有り。
柿木 佐賀東松B
ボーイズジャパンのエース。最速Max143キロの右腕。西日本ナンバーワン投手・・・。打っても主砲級
道端 南大阪BBC
180cmを超える大型左腕。このメンバーでも左のエースになる器
湊 南紀B
和歌山のボーイズでNo.1の将来性豊かな大型右腕
森本 南海B
近畿屈指の実力を誇る左腕
・捕手
宮崎 志貴B
ボーイズジャパン主将。強肩強打の俊足捕手。精神的に成熟した大人びた選手。
井阪 奈良西S
長打力抜群の大型捕手
小泉 日高B
和歌山のボーイズNo.1捕手
・内野手
後藤 宝塚B
NOMO Japan。投手・内野手・外野手どこでもできる俊足の強打者
石川 住吉B
ボーイズジャパンの不動の4番。中学50発以上の真のホームラン打者
中川 大阪福島S
投攻守どれをとっても中学トップ級の選手。天才的位置付けをされている選手。中1時点でレギュラー。
太田 琴似S
琴似シニアの4番。北海道が誇るホームランバッター
・外野手
藤原 枚方B
投手としても才能有り。オール枚方Bの核弾頭。SB柳田ばりの身体能力とフルスイングが持ち味
山田 東海B
東海ボーイズの4番を打つ期待の大型スラッガー
青地 河南S
河南が誇る4番バッター。高い技術を持つ左の好打者。長打力も秘める
今年のセンバツで優勝候補に挙げられたメンバーに加えて、
この1年生たち・・・・。
一体、誰がベンチ入りして、誰が退部するのか?
様々な面から、高校野球の面白みを発見できそうな、今年の大阪桐蔭。
1年にすでに140キロを投げる投手が3人もいるのが、ありえない!
今年2016年の大阪桐蔭は、2軍チームで140カルテットが完成してしまいます・・・漫画の世界ですね。
下手したら、来年の時点で、大阪桐蔭には150カルテットが完成するかも?
選手たちの成長次第ですが、これだけ才能があっても、背番号をもらえない選手も誕生するのかと思うと、今からすでに切ない気持ちになります。
大阪桐蔭の偏差値(野球部)と吹奏楽部
神奈川の桐蔭学園が文武両道なだけに、
大阪桐蔭高校にも、なんとくなく文武両道なイメージがあります。
しかし、野球部であれだけの才能が集うと考えると、
偏差値の面では、それほど・・・なのか?とも見れます。
実際に大阪桐蔭のOBには西岡選手や中田選手、森選手など、
勉強が得意でないイメージの選手が多いです。
簡単に大阪桐蔭のコースと偏差値を調べてみると、
Ⅰ類:偏差値 69
Ⅱ類:偏差値 63
Ⅲ類:偏差値 41
とあり、Ⅲ類が野球部の生徒なのかなと?(現在の偏差値と異なる可能性があります)
偏差値41となると、公立の商業や工業と同じぐらいかと思いますが、
実質、野球部は才能に加えて、しっかりと試験を受ければ、合格するみたいです。
ちなみに大阪桐蔭高校は野球部の他に、
吹奏楽部も、全国屈指の強豪として知られており、
Ⅲ類の偏差値には、体育会系に加えて、
吹奏楽などの芸術部も該当するようです。
大阪桐蔭の吹奏楽というと、
甲子園で流行ったWe Will You Rockが印象深いですね。
だいたい、3番か4番の選手の打席の時に、
あの曲が演奏され、独特の威圧感を放ちます。
個人的には中田翔選手と森選手が打席に入る際の、
We Wil You Rockが大好きでした。
自分の勘違いでなければ、中田翔さんから後に、
他の高校でも主砲の場面で使われることが増えたかな?と。
始めたのはPLの吹奏楽だという噂もありますが・・・。
大阪桐蔭ではクリーナップ争いの他にも、
We Wil You Rockの争いも激しいということになります。(笑)
偉大すぎる先輩たちが、甲子園で名場面と共に記憶に刻んだメロディーなのですから・・・。
習志野高校のレッツゴー習志野や、智弁和歌山のジョックロックなど、風物詩ともなるチャンステーマは多くありますが、個人の打席で流れる名物というのは聞きません。
個人的に大阪桐蔭のモンスターバッター=We Wil You Rockの印象を、
この先、もっともっと深めていってくれたら、面白いなと思ってます。
(高校野球ファンの間ではすでにそうなってる??笑)