ついに陸の王者が甲子園に帰ってきました!
2008年に夏の甲子園で沖縄の浦添商との接戦に敗れてから、なかなか甲子園への忘れ物を取りに行けずじまいでした。
10年越しの甲子園出場ということで、慶應関係者は大いに盛り上がっていることでしょう!
どこの高校の声援をもかき消す「若き血」の大合唱。そして野球応援の原点にもなっている「ダッシュKEIO」の本家バージョンを野球ファンに届けるチャンスです。
大学の神宮球場や、塾高の地区予選の準決以降の試合では、OBOGが多く集まるので、甲子園級の大声援は聞くことができるのですが、いずれも2008年の甲子園の熱気には遠く及びません。
近年では早実や清宮くんに話題をさらわれっぱなしですが、そろそろ慶應の時代を予感させて欲しいです。
昨年の大学の部では早稲田最下位の、慶應が優勝という結果でした。
早実のコンバットマーチに負けないダッシュKEIOを、そしてどこの高校にもない魅力を放つ「若き血」のファンファーレを聞かせて欲しいです!
昨年の旧チームは秋の大会の時点で横浜に勝利し、神奈川1位の称号を持ちながらも、惜しくも春選抜の切符は逃してしまいました。
そもそも神奈川からは1校も出場できないという、神奈川のプライドに傷を作ってしまいました。
今年は東海大相模と共に出場ということで、両校共大暴れして神奈川に帰ってきて欲しいです。
慶應義塾高校野球部のスタメン2018年
1番・遊撃 宮尾将 3年 2番・一塁 吉川海斗 2年 3番・中堅 関展里 2年 4番・三塁 下山悠介 3年 5番・左翼 大川裕也 3年 6番・二塁 奥村拓馬 3年 7番・右翼 福島豪 2年 8番・捕手 善波力 2年 9番・投手 渡部淳一 3年
慶應義塾高校野球部のメンバーの出身中学2018年
投手
1/生井惇己/3年/下妻市千代川中(茨城) 10/渡部淳一/3年/世田谷区東深沢中(東京) 11/河本龍斗/3年/藤沢市第一中(神奈川) 20/駒形凌/2年/小平市小平第一中(東京) 21/丸田俊之介/3年/越谷市富士中(埼玉)
捕手
2/善波力/2年/綾瀬市城山中(神奈川) 12/千坂卓海/2年/松島町松島中(宮城) 22/橋本健之介/3年/桜修館中等教育学校(東京) 23/大島光貴/3年/葛飾区常盤中(東京)
内野手
3/吉川海斗/2年/柏市富勢中(千葉) 4/奥村拓馬/3年/世田谷区駒留中(東京) 5/下山悠介/3年/千葉市打瀬中(千葉) 6/宮尾将/2年/法政大学第二中(神奈川) 13/杉岡壮将/2年/川崎市宮崎中(神奈川) 16/田邊慎之佑/3年/横浜市浜中(神奈川) 18/保木魁人/3年/柏市富勢中(千葉) 24/新城塁斗/3年/東京学芸大付世田谷中(東京)
外野手
7/関展理/2年/札幌市栄中(北海道) 8/大川 裕也/3年/江戸川区清新第二中(東京) 9/石田 新之介/3年/慶應義塾中等部(東京) 14/古館 康太/3年/慶應義塾普通部(神奈川) 15/廣瀬 陵太/2年/慶應義塾普通部(神奈川) 17/佐藤 一朗/2年/横浜市本宿中(神奈川) 25/山田 泰生/3年/慶應義塾中等部(東京)
下山悠介三塁手(注目)
1年生の頃から名を馳せた下山選手のことは皆さんご存知ですよね?
あの慶應にて、野手として1年生から試合に出れるというのはとんでも無いことです・・・まさにバケモノ級。
文武両道を目指す背景からも、慶應版の野村(早実)のような印象です。(ライバル視してる?)
千葉出身の選手ですが、なんと毎朝、電車で3時間もかけて塾高に通っているそうです!すごい努力家ですね。
1年生の頃から、一番良いバッターだから1番を打たせているんだと、森野監督から太鼓判を頂いてます。
現在は4番としてチームを引っ張る立場にありますが、プレッシャーに負けずに頑張って欲しいです!
勉強も頑張る選手は、きっと野球部以外の一般生徒からの支持も高いと思うので、甲子園では夏の入った大声援に期待できます!
そもそもOGOBの皆さんが、こういう賢い選手を好みそうですし!笑
宮尾将遊撃(注目)
新チームの不動の1番バッターです。
身長168センチと小柄ですが、ホームランも打てるバッターで、走攻守揃った万能な選手です。
中学時代はU-15にも選出されており、その野球選手は疑いの余地なしです。
鉄壁の守備力があるということで、昨年のチームよりも安心して見れます。(昨年のチームはなぜか本戦では凡ミスが多かった)
昨年から試合に出ていたということで、経験の面でもしっかりされてます。
選抜で派手な先頭打者ホームランと、ファインプレーに期待したいです!
善波力捕手(注目)
善波捕手も宮尾選手と共に身長が170センチに満たない小柄な選手です。
中学時代から野茂英雄さんが率いるジュニアオールジャパンのメンバーにも選出されており、野球センスの良さは昔から有名です。
昨年の夏からベンチにいたということで、監督からは大切に育てられています。
8番と打順は下位ですが、四国大会ではホームランを放つなど、一発のある打撃も魅力です。
実は父親は明治大学野球部の善波達也監督なのです!
なぜ慶應?と疑問に思えますが、高校で活躍して、そのまま大学まで進学し、神宮で親子対決なんて見てみたいですね!(本人は早慶戦をみて慶應に決めたそうです、お父さんかわいそう、、笑)
父親からのアドバイスの元、メモやノート付けもしっかりされており、高校生にして洗練されたリードに期待できます。
生井惇己投手(注目)
昨年の夏から、控え投手としてちょいちょい投げていた生井投手。
森田投手などの背中を見て育ったということで、1年から見てきたものは他校の投手に負けていません。
身長175センチ70キロと身長も体重も普通ですが、鍛え抜かれた下半身が印象的で、休息は最速で145キロを記録してます。
昨年2017年の秋の大会では、横浜を倒しノリに乗っていた鎌倉学園戦に先発し、1−0と我慢強く勝利しました。
左投げ左打ちということで、スライダーとチェンジアップの使い方が上手で、制球が定まっている日であれば、普通の高校生は打ち崩すのが難しいことでしょう。
ダイナミックな投球フォームも魅力なので、甲子園でファンをたくさん作ってきて欲しいです。