例年、甲子園に顔を出す日大藤沢ですが、
ここ最近はなかなか出場機会に恵まれません。
近年、最も話題になったのは、
武相高校との試合だったりしますし・・・。
それでも、相変わらず強豪大学に良い選手を送り込んだり、
OBがドラフト指名されたりと、逸材は今も昔の劣っていません。
昨年、50歳まで現役を続けた山本昌さんも、
日大藤沢のOBで、また現在の同校の監督はその弟さんだったりします。
中日の応援に行くと「茅ヶ崎の誇り」という弾幕を目撃しましたが、
本拠地が名古屋であっても、山本昌さんが先発の日は神奈川魂を感じます。
しかし、そんな山本昌さんの弟の、
元・日大藤沢の監督である山本秀明さんは、
一体どのような方なのでしょうか?
日大藤沢の山本秀明監督。山本昌の弟として・・・
日大藤沢の攻撃は非常に機動力が活発で、
スラッガー頼りでなくても、相手投手のペースをボロボロに乱します。
記憶に新しい武相戦でも、ルールや隙を熟知したような、
非常に洗練された走塁がサヨナラインフィールドフライを呼び込みました。
日頃から相当、走塁には力を入れてるようです。
捕手目線が秘策だった。日大藤沢OBで、捕手として三菱自動車川崎で都市対抗4強の実績を持つ山本監督が、自身の経験を生かした。投手が投げた瞬間に走りだす通常の盗塁よりも「ミットにボールが入る瞬間が死角になりやすい」という考えのもと、チーム内で走りだすタイミングを0秒95~1秒05遅らせることを徹底。捕手が目線を切った瞬間を狙うディレードスチールの練習を繰り返したことがこの試合で功を奏した。
準決勝は昨夏王者の東海大相模だ。山本監督は「うちより力があるので、挑戦者のつもりで全力でぶつかっていきたい」。足技を絡めて、プロ注目の2枚看板を攻略する。【青木沙耶香】
引用:http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1513019.html
高校生にしてディレードスチールを積極的に取り入れるのは、
非常にレベルが高く、相当な練習と経験を積まないとできません。
山本秀明監督が捕手だった経験から、
バッテリーの隙を突く策に自信があるのでしょう。
また、キャッチャーの育て方にも持論を持っており、
その経験と実績が裏付けされた指導法は、雑誌でも注取り上げられてました。
捕手は一番育てるのが難しいと言われるポジションなので、
まずそこを確実にやれる監督がいることが、
日大藤沢の安定した強さの秘密なのでしょう!
日大藤沢のメンバー(練習試合)
1 二 秋元凌 3年生 町田リトルシニア
2 中 菊池優輔 3年生 磯子港南リトルシニア
3 右 玉谷風輝 3年生 湘南ボーイズ
4 捕 堀口遼馬 2年生 湘南ボーイズ
5 遊 菅原裕太 2年生 湘南ボーイズ
6 三 櫻川凌太朗 3年生 中井リトルシニア
7 左 半場健太 3年生 海老名リトルシニア
8 三 穂積裕也 2年生 藤沢リトルシニア
9 投 大倉和樹 3年生 相武台中
ほとんどの選手が藤沢近辺、
または根岸線出身の選手ですね!
春の予選では相模に7−2で敗れてしまいましたが、
本大会では相変わらずの強さを発揮してました。
練習試合の結果が書かれた掲示板では、
専大松戸と良いゲームをしています。
昨年の夏の奮闘から、
今年もベスト4に駆け上がる可能性はあります。
守備力に定評があるようなので、
今年は持ち前の走塁と守備から良い流れでたたみ掛ける戦いを見せてくれるでしょう!
日大藤沢のOBには金木・松原・小坂井
山本昌投手筆頭に、
多くの好選手を排出している日大藤沢。
卒業後に多くの選手が大学リーグでレギュラーを獲得してます。
最近では2013年に金子一輝選手が、
高卒からのプロドラフト指名を受けました。
西武からドラフト4位指名された日大藤沢の金子一輝内野手(18)が10日、神奈川県内で入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸600万円(いずれも推定)で合意した。
走攻守三拍子そろった1メートル82の大型遊撃手。バレーボールのVリーグ男子・NECで監督を務めた父・敏和さん(49)らが見守る中「プロでも遊撃でやっていきたい」と意気込んだ。1メートル90の父から受け継いだ長身に加え、体のバネは一級品。守備範囲の広さも売りで「フットワークは受け継いだと思う」という。今春の神奈川県大会では、楽天1位指名の桐光学園・松井から左越え二塁打を放つなど打撃も魅力だ。
引用:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/11/11/kiji/K20131111006990070.html
昔から日大藤沢にはがたいの良い選手が多いイメージですが、
それは山本昌さんのインパクトもあるせいでしょう・・・笑
また現在、日本大学の2年生である松原涼斗投手も魅力です。
2年後の日本大学の投手陣を担う重要な逸材です。
また、青学に進学した小坂井選手も、
1年生から試合に出場し、好投手がからヒットを放つなど、
今後の青学での飛躍が大変期待できます!
日大藤沢出身であって捕手の小坂井選手は、
打撃だけでなく、守備面での期待値も高いです!