今年の夏の甲子園の波乱といえば、
近年、甲子園で好成績を残し続けている、
大阪桐蔭の地区予選敗退です。
そして、今年、大阪代表として甲子園に出場するのは、
「大阪偕星学園」です。
この大阪偕星学園の甲子園出場は、
最近にメディアに大きく取り上げられてます。
大阪偕星学園がメディアに注目される理由は、
監督・山本さんの波乱の経歴と、
主力選手である姫野選手の天理からの編入劇です。
大阪偕星学園の監督の韓国野球のなどの異色の経歴
大阪偕星学園の監督である山本さんは、
岡山県出身で、自身の学生時代は津山商でプレーしていました。
大学でも大阪学院大でプレーし、
その後に尽誠学園にてコーチに就任しています。
この頃に韓国プロ野球界を知り、
韓国から帰国後は、倉敷高の監督に就任しています。
山本監督は投手の育成がうまいらしく、
当時から高校野球界の中では、有望な指導者だったようです。
本当だったらすごい経歴の噂
この倉敷高時代に起きたある事件です。
山本監督は、ある事件に関わったとして、
逮捕されてしまっていたのです。
このとき、多くの生徒が、
山本監督のことをかばったそうです。
生徒の中では、先生がいなくなるのであれば、
自分も退学すると申し出た生徒もいたそうです。
逮捕された後も無罪を主張し続け、
最終的には不起訴処分になったとか!
その後に、大阪偕星の監督として、
野球部を甲子園初出場に導いたのです!
ただ、この逮捕された件や、
前科の話は、あまり大きく報じられないので、
ただの噂ということもありえます。
大阪偕星学園の監督としての涙のインタビュー
山本監督は、甲子園出場が決まると、
号泣しながら、喜び・感動を選手たちと分かち合いました。
雑草魂をもったハングリーな選手も多く、
その練習量は、全国で一番を胸を張ります。
ど根性で大阪大会を制することができるなんて、
高校野球にも、まだまだロマンはありますね!
選手も監督も涙を流す者ばかり、
今年2015年の甲子園大会での躍動が期待できます。
ちなみに監督の愛情溢れるお言葉で、
「みんな自分の子どもだと思ってますから。昔は近所のオッチャンたちが地域の子どもたちを『将来は町を支えてくれる大人になるんだから』って愛情をもって育てたでしょ? そんな感じですかね。根本は愛ですよ、愛」
とインタビューで答えてます。
今年だけに限らず、
これからも名監督として名を馳せてほしいです!
天理から大阪偕星学園に編入した姫野と、ヤンキー疑惑。
大阪偕星学園は名前を何回か変えている高校ですが、
他の高校でいくところのない選手が入ることが多いようです。
4番で活躍する姫野選手は、
もともとは強豪・天理高校に在籍していたみたいです。
しかし、姫野さんは天理高校になじめず、退学してしまったみたいです。
その直後の編入したのが、大阪偕星学園だそうです。
姫野選手はプロスカウトに注目されるほどの、
打撃センスを誇り、大阪偕星学園の4番を張ります。
自分のセカンドチャンスを確実にものにした球児ということで、
ハングリーなドラマとして、多くの高校野球ファンに注目されています。
ただ、姫野選手にヤンキー疑惑がかかっていますが、
実際に、森友哉選手(元大阪桐蔭)のように、
過去のやんちゃな写真が流れたわけではないです。
ヤンキーだったとしても、
そうでなかったとしても、
甲子園という舞台に編入からたどり着いた事実は立派です!
姫野選手は甲子園でホームランを放ちたいと、
気合十分のようなので、ぜひ、期待したいですね!
今年の大阪偕星学園は、監督から主力選手まで、
まるで「ルーキーズ」のような経歴を持ちます。
初出場にして、初優勝を目指して、
高校野球の歴史に名前を刻んでほしいですね!
大阪偕星学園野球部は、
経済的に、あまり豊かな部ではないようで、
「貧乏でも勝つ!」と、また違った夢があります。
久々に、こういうチームが登場したことは、
高校野球ファンには、嬉しいニュースですね!