今でならイチロー選手のメディア露出の少なさはお馴染みですが、
かつてオリックスの若手時代はバラエティーにも笑顔で出演していました。
イチロー選手がメディアを拒むようになったのは、オリックスの後半あたりと言われてます。
この時期から急激に露出を拒むようになります。
その主な原因はスポーツライターの永谷脩氏にあったと思われています。
あれから何年も経っているので、
もしかすると、もはや関係ない過去になっているかもしれませんが・・・。
現在のイチロー選手は、
ダウンタウンの浜田さんや、石井さん、稲葉さんなど、
玄人・素人に関係なしに、無邪気なインタビューに応じているので。
それでも、あの頃のイチロー選手はトゲが強すぎた印象で、
なぜあのような雰囲気になったかは、永遠に語り継がれることでしょう。
永谷脩とイチローの関係
それまではインタビューに好意的に対応していたイチロー選手ですが、
ある日(1997年のシーズン中)週刊誌に「イチロー夢日記」と称する、
本人の断りなしのコーナーを設けたのです。
その記事は親交のあったライターが記事を執筆。
文藝春秋側は「イチローの了解は取った」と主張しましたが、
イチロー選手本人は
「僕が書いてもいないことが、僕の名前で書かれたことになっていて、記事には本当らしく『メジャーに行きたい』とつづられて いる。これってどう理解したらいいんですか」
と激怒しており、
イチロー選手のイメージのみで文章を発表したことがメディア嫌いの始まりだった思われます。
そのときのライターが永谷氏でした。
それ以降、石田雄太、義田貴士など、
本当に信頼できる記者や野球を勉強している記者以外には、
冷たく対応するようになったと言われています。
しかし、現在のイチローは記者に優しい?
現在のイチロー選手のメディアへの対応は、
昔に比べて柔らかくなったみたいです。
イチロー選手はヤンキースに移籍した際には、
ニューヨークのメディアに対して、律儀な対応をしていました。
さらには、2015年にマイアミ・マーリンズに移籍した後も、
地元マイアミの記者に対して、柔らかい対応を繰り返しており、
過去のイチローさんにあったトゲは抜けているように感じます。
今後は、優しいベテラン像が大きくなっていく可能性があるイチロー選手。
もともと、質問に対して的確な返しが得意でしたので、
加えてユーモアも身につけば、
メジャー1愛されるベテラン選手となれることでしょう!