楽天といえば、ポイント還元率が良いイメージではありませんか? サービスもたくさんあり、楽天経済圏などと言われたりします。ところが、2022年に楽天では色々なサービスが改悪されてしまいました。
この記事では、何のサービスが改悪されたのか振り返るとともに、楽天 改悪は今後も続くのか見ていきましょう!
楽天SPUについて
「楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という制度があります。楽天グループのサービスを使えば使うほど、ポイントアップする制度で、楽天市場のお買い物が最大16倍になる特徴があります。
SPU愛用者が多く利用している対象サービスは、楽天カード、楽天市場アプリ、楽天銀行+楽天カード、楽天モバイル+会員ランク特典です。最大3倍から0.5倍のポイント付与があります。
ポイント還元率が良いイメージの楽天でしたが、最近の改悪により受け取れるポイントが低下し、愛用者をがっかりさせています。
【サービス別】楽天の改悪ポイント
楽天ポイント
ポイント付与単位の変更
4月1日から、ポイント付与単位が税込から税抜きに改悪されました。
以前は税込価格100円ごとに1ポイント付与されていたものが、税抜価格100円ごとに1ポイントになりました。高い買い物をするほど、改悪の影響を受けるといえます。
お誕生日ポイントの廃止
「お誕生日ポイント」が8月分で廃止に。楽天会員ニュース購読者にランク別でもらえるサービスでした。
- ダイヤモンド会員:700ポイント
- プラチナ会員:500ポイント
- ゴールド会員:300ポイント
- シルバー会員:100ポイント
誕生日が来るだけでもらえるポイントの廃止には、ショックを受けました・・・。
楽天モバイル
月額基本料0円が廃止になりました。新規利用者だけではなく、既存利用者も強制移行で7月1日から新プランに移行しました。魅力的な基本料0円はなくなり、競合他社への乗り換えを検討する利用者が増えました。
楽天銀行
4月1日から楽天証券と口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定した普通預金の金利優遇が、残高300万円までに改悪されました。そうは言っても、300万円を超える分については0.04%。大手銀行が年0.001%であることを考えるとまだまだ高い金利であることは間違いありません。
また、7月1日から楽天銀行口座で楽天カードの利用代金の引落をするとポイント+1倍でしたが0.5倍に改悪されています。
楽天保険
「楽天の保険」の保険料を楽天カードで支払うと、楽天市場の買い物+1倍になるポイントサービスが3月31日終了。SPU(スーパーポイントアッププログラム)のために利用していた方も多くいたため、SPUの対象から外れた衝撃は大きかったようです。
楽天証券
楽天ポイントコース設定と、500円以上のポイント投資でポイント+1倍が変更後、条件がかなり厳しくなっています。楽天ポイントコースとマネーブリッジ(楽天証券口座連携サービス)の設定が必要になります。毎月30,000円以上のポイント投資で0.5倍、米国株式、円貨決済で0.5倍と改悪です。
2023年2月1日からの楽天 改悪予定は?
楽天ブックス&Kobo
SPU月間獲得ポイントが一律に変更になります。楽天 改悪の情報が流れるたびにTwitterでは嘆きのツイートが拡散されているようですが、ここでも「Amazon kindleよりポイント還元率が高いから利用していたが、今後は他のサービスへ乗り換えるかもしれない」とのツイートが多くみられました。
【変更前】
- ダイヤモンド会員:15,000ポイント
- プラチナ会員:12,000ポイント
- ゴールド会員:9,000ポイント
- シルバー会員:7,000ポイント
- その他会員:5,000ポイント
【変更後】
- 全会員:1,000ポイント
最後に
2022年は楽天SPU、楽天銀行、楽天保険、楽天証券、楽天モバイルとポイントの改悪が続きました。楽天ポイントを最大限活用するために楽天のサービスを使っていた楽天経済圏の方は、楽天から他へ乗り換えの検討をしているなどTwitterで見かけます。
楽天 改悪と騒がれている一方で、まだまだお得なポイントもあるようです。また、ポイントを貯めながら健康管理ができるスマートフォンアプリ「楽天ヘルスケア」の提供が開始されたりと明るい話題も!
結局のところ、ご自分の必要に応じて、うまくポイントサービスを活用するのが1番良いのではないかと思います。