今年でマリナーズとの契約が終わりフリーエージェントになっていた岩隈久志投手。
オフ前のメジャーのFA市場では、岩隈久志さんは別格の扱いとなっており、日本だけでなく海外でも去就が注目されてました。
岩隈久志来季契約ドジャース獲得内容年俸55億
そんな岩隈久志さんの2016年の契約は、
複数の球団での強豪になっており、
再契約を狙うマリナーズを含め、ジャイアンツ、ロイヤルズ、ドジャースの、
計4球団で争われました。
そんな中でドジャースが右のエース・グリンキーがFAになり、
残る先発がリュ、ウッド、カーショー、アンダーソンと、
全員が左投手となったために、岩隈久志さんへの欲が加速されました。
その結果、岩隈久志さんはドジャースと破格の、
3年55億3500万の年俸契約を結ぶことになりました。

岩隈久志の来年2016年の年俸

ドジャースとの3年55億3500万を、
単純に計算すると、全盛期のイチロー選手に最も近い数字になります。
30歳を超えたベテランの日本人投手に、
まさかドジャースがここまでの大金をかけるとは・・・。
メジャーでの岩隈久志さんの実績はまだ短いものの、
この先は波乱が待っていそうです。
果たしてロサンゼルスのファンを納得させる3年間になるのでしょうか?

岩隈久志の年俸推移

岩隈久志さんはバファローズ時代の24歳にすでに1億円プレーヤーになっており、
後の楽天、マリナーズと、高額な年俸を常に勝ち取ってきました。
そんな岩隈久志さんの年俸一覧がすごいです!
バファローズ時代
2000年 500万 19歳
2001年 500万 20歳
2002年 1000万 21歳
2003年 2500万 22歳
2004年 6500万 23歳
2005年 1億5000万 24歳
楽天時代
2006年 1億8000万 25歳
2007年 1億3500万 26歳
2008年 1億1000万 27歳
2009年 3億 28歳
2010年 3億 29歳
2011年 3億 30歳
マリナーズ時代
2012年 約1億5000万 31歳
2013年 約6億5000万 32歳
2014年 約6億5000万 33歳
2015年 約7億 34歳
そして、来季の2016年(35歳)以降は、
3年で55億の契約をドジャースで結びましたから、
その生涯年俸は100億近い計算となります。

岩隈久志のメジャーでの成績。ファン的にはどのように思う?

岩隈久志年俸推移成績一覧メジャー
メジャーを渡ってからの岩隈久志さんの成績は安定しており、
ズバ抜けた数字ではなくとも、低迷期のマリナーズの投手としては、
全く申し分ない成績を残してきました。
1年目は9勝5敗2セーブ、
2年目は14勝6敗、
3年目は15勝9敗。。
勝ち星は年々向上されていってますが、
何よりもすごいのは、貧打に泣いたマリナーズでの勝利数です。
マリナーズは今年こそはチーム打撃が改善されましたが、
岩隈久志さんの1年目、2年目は、打力の弱いチームでした。
その中で、ファンは着実に岩隈久志さんの実力を認めていたのです。
ただ、来年、ドジャースに移籍する際に、
ちょっと嫌な予感がするのが、
同じチームで無援護に苦しんだ黒田さんです。
かつて、ドジャースに在籍した黒田さんは、
内容の良いピッチングを続けながらも、
なかなか援護がなく、勝ち星は稼げませんでした。
もし、岩隈久志さんがドジャースで同じ目に遭ったら・・・。

投稿者 KAI