巨人の2007年度の大学・社会人ドラフト1位であった村田透投手。
1位指名で巨人に入団したのにもかかわらず、1軍の登板は全然ありませんでした。
村田透さんが巨人に在籍したのは2008年から2010年まで、
たった3年のシーズンで戦力外通告を受けた1位指名選手ということで、
当時、嬉しくない形で話題になっていました。
そんな村田透さんが、戦力外あともプロのトライアウトを受け、
2010年の12月18日には、クリーブランド・インディアンスとのマイナー契約を勝ち得ます!
日本での村田透さんの3Aでの活躍はなかなか報じられませんでしたが、
なんと、今年は3Aにて「最多勝」を獲得していたのです!
村田透がメジャー3Aで最多勝!成績を徐々に上げるロマン
インディアンスとマイナー契約を結んだあとの村田透さんは、
まるで巨人時代のうっぷんを晴らすような活躍を見せています。
マイナー1年目の2011年はA級にてオールスターに選出され、
2年目の2012年はAA級でポストシーズンにチャンピオンシップに出場し、制覇。
3年目の2013年はAA級と3Aをいったりきたりしますが、
4年目の2014年に3Aで初勝利を挙げ、5勝3敗の成績を残しました。
そして、今年2015年の村田透さんは、
ついに3Aにて覚醒し、15勝4敗の成績を残し、
最多勝を獲得したのです!
さらに、今年の6月には初めてのメジャー登板を果たしてます!
2011年の巨人からの戦力外から、
徐々に徐々にステップアップを遂げた30歳。
夢溢れます!
村田透さんは「雑草魂」ごと上原浩治さんに憧れているようで、
自身のことを、上原さんと比較して「蟻」だと表してます。
村田透の年俸はどうなる?
巨人にてドラフト1位で入団した頃の村田透さんは、
契約金8000万、年俸1200万という内容で、
新人のわりには優遇された選手でした。
しかし、その3年後に巨人から戦力外を受け、
その後のインディアンスではずっとマイナーです。
今年は少しだけメジャーで投げたということで、
今後の村田透さんの年俸が気になります。
仮に来年もインディアンスが村田透さんと契約を続ければ、
「スプリット契約」という契約になり、
1200万から1億2000万が適正のようです。
メジャーと3Aでは何から何まで境遇が違うと言いますが、
年俸の額もまったく違いますね!
ただ、3Aの1200万でも、一般人からすると弁護士並みの年俸ですごいですけど・・・。
最初の巨人の年俸が1200万だったということで、
村田透さん自身、この殻を破りたいと思っていることでしょう。
こういう境遇を知ると、応援したい気持ちがどんどん上がります!笑
30歳という年齢がネックにならないと良いですが・・・。